携帯電話の電波の周波数画像

周波数と言っても、闇雲に対応していたらいいわけではなく、それぞれに役割があり人によっては対応していなくても全く問題ないものがあります。
ですが、それを知るためにも、キャリアの周波数をしっかりと把握している必要があるでしょう。
ここではまず、ドコモの周波数帯とその特徴について簡単に説明します。

対応必須ともいえる周波数帯

同じ会社の周波数にもいろいろあり、日本中に張り巡らされているものもあれば、一部地域でしか対応していないものもあります。
国中に張り巡らされているものの電波さえ受信できれば、ひとまずは携帯電話として使うことが出来るでしょう。
では、そういう周波数帯はどれかというと、ドコモのLTEだとband1(2GHz帯)とband19(800MHz帯)です。

この2つの違いは周波数帯を見てもらうとわかるでしょう。
band1の方が高周波数で、band19が低周波数です。
周波数が高いほど通信速度が速いですが、障害物に弱くなるため、屋内や山奥などでは電波が入りにくくなります。

逆に周波数が低いと、障害物に強くなるため、屋内でも充分に電波が入ります。
このband19のようなものを、いわゆるプラチナバンドと言います。
周波数帯の表記でband1を2GHz帯としていますが、2.1GHzと表記したり、2100MHzや2000GHzとしたリしますから、同じものだと覚えておくと良いでしょう。

音声通話で使うときに3G回線、ドコモだとW-CDMAという規格です。
海外だとUMTSと表記するようですから、頭の片隅にでも入れておいてください。
それからドコモではFOMAと言っているようです。

対応しておきたいのはband1とband6で、LTEのband1とband19の関係とほぼ同じだと思ってくれて構いません。

安定させるために出来れば欲しい周波数帯

住んでいる地域や利用する場所次第では、対応しているとより通信が安定するのが、band3(1.8GHz帯)とband21(1.5GHz帯)です。
band3は東名阪の大都市で使われているbandで、band1の補助的なものだと考えてよさそうです。
band21は北海道や東北、四国、北陸と言った地方で使われています。

band1のように大体どのスマートフォンであっても対応していますが、このband21は対応しているsimフリースマホはとても少ないです。
どうしても、対応してほしいという場合には、気にかけて確認しておいた方が良いでしょう。
ですがここで取り上げたものは、上記の地方以外だとあまり関係ありませんし、無理に対応させる必要はないです。

band1だけで問題ないんじゃないの?

band1は全国されていますし、どのスマホでも対応しているため、それだけあればいいんじゃないかと考える人もいるでしょう。
band1だけでは駄目だということはありませんが、前述通り高周波数であるband1は障害物に弱く、屋内で使いづらいという面があります。
山奥や郊外にはいかないという人でも、地下鉄に乗るために地下に行くでしょうし、1日の多くを屋内で過ごすという人も少なくないはずです。

また何かの機会に山に登るとも限りませんし、他のbandにも対応していることをお勧めします。
複数のbandに対応しているということは、それだけで使えるエリアが広がりますから、旅行に行って電波が悪いということも少ないでしょう。
またband3に対応していて、band1とband3がともに入るような地域だと、自動的にbandを振り分けてくれるため、仮にband1が混雑していても安定した通信を行うことが出来ます。

多くのMVNOがドコモ回線だから

多くのMVNOはドコモ回線を利用して、運営をしています。
ですから、格安simに乗り換えようと考えている人は、とりあえずこの周波数を覚えておくと良いでしょう。
特に新しく個人でスマートフォン端末を買う予定の人は、選び方の重要な要素になります。

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