SIMのデメリットを実感する男性

何事もデメリットがなければそれに越したことはありませんが、それは格安SIMでも同じこと。何も知らずに買ってしまった場合、デメリットは悪いものにしか感じられません。しかし、事前に把握したうえで選ぶことができれば、気になるほどではない小さな欠点として目に映る程度で済むかもしれません。そこで、今回は格安SIMのデメリットについて、わかりやすく説明します。

通信速度が大手キャリアより遅くなる

格安SIMを提供しているMVNOは、大手のキャリアから回線を借りて運営している状態です。
当然、使用可能な回線の量はキャリアの方がMVNOよりも多くなるため、比較すれば通信速度は遅くなってしまいます
ただし、遅くなる大きな原因として考えられる理由は、借りている回線に対して多くの人が利用していることがあげられますので、人が集中して利用する時間帯を除けば、大きなさを実感することはないでしょう。

特に利用者が多くなるのは、昼休憩の時間帯や、仕事が終わった後の時間帯です。
これらの時間帯と自分が利用する時間帯をずらすことが出来れば、あまり速度に悩まされることはないでしょう。

また、キャリアの携帯ほどの速度が絶対に必要かと言われれば、そうでもありません。
キャリアの場合、実測値としては20Mbps以上と言われていますが、利用するうえで必要な速度は、動画を見るとしても5Mbpsなのだそうです。

総じて、メールや軽いアプリをやる程度なら、もっと遅くても問題ありませんから、利用状況次第では気にすることもないかもしれません。

キャリアメールが使えない

キャリアメールとは、ドコモのドコモメールのように、キャリアが提供しているメールの事です。
アドレスの末尾が「@docomo.ne.jp」とか「@softbank.ne.jp」のようになっているものですね。
これらは格安SIMでは使用することが出来ません。

キャリアメールは、その会社が提供しているメールサービスのため、解約したら使えなくなってしまうのです。
ですが、MVNOにはそういったメールサービスがないところがほとんどで、メールアドレスを提供してくれるところでも、扱いとしてはフリーメールと変わらないとみて良いでしょう。

最近では少なくなりましたが、フリーメールでは登録出来ないアプリなどがあれば、格安SIMでは登録できない可能性があります。
また、それまでのキャリアメールが使えなくなりますから、それまでのメールアドレスで登録しているサービスなどがあれば、乗り換えの前に登録したメールアドレスを変更しておいた方が無難です。

格安SIMになった場合、フリーメールを使うことになると思いますから、一足先にアドレスを作り、登録されたメールアドレスを更新しておくと良いでしょう。

難しく考えずに、メールアドレスを変更した時の対応をすれば良いのですが、フリーメールがキャリアの端末では迷惑メールに振り分けられる可能性がある事だけは忘れないでおいてください。

メールアドレスを変更したと送っても、迷惑メールに行ってみてもらえなければ困りますから、事前に事情を説明して設定を変更してもらうか、迷惑メールのメールフォルダを確認してもらえるように伝えておくようにしましょう。

クレジットカード払いのみが主流

MVNOではクレジットカード払いが主流になっていて、口座振替を扱っているところはとても少ないです。
口座振替の場合、書面での手続きがあったり、引き落とし手数料がかかったりとクレジットカード払いの方が、不便は感じないでしょう。
クレジットカードを持っていないという場合には、仕方がないかもしれませんが、おそらくクレジットカードの一本化は経費削減の一環です。

安さのためだと思って、クレジットカードを使った方が良いでしょう。
また最近では、口座振替のところも増えてきているようなので、今後は口座振替による支払いで、不便がなくなるかもしれません。

利用者の使い方次第ではデメリットとは言い切れない

通信速度は、インターネットを連絡手段としてしか使わない人には、あまり重要視されません。そのため、キャリアメールもあまり使わないという人が増えたのではないでしょうか。
支払い方法がクレジットカードに限られていることも、普段からクレジットカードを利用する人であれば、その制限自体がデメリットになることは少ないと思います。
選択肢が制限されることでコストを抑え、低価格のサービスを実現していると考えれば、すべてがデメリットとは言い切れませんし、利用者の増加を受けて、今後はもっと改善されていくことになるでしょう。

関連記事