格安スマホと呼ぶ基準とは

キャリアとMNOのように同じものを指して別の呼び方をしているものもありますが、逆に同じ言葉なのに違うものを指しているものもあります。
本当に違う意味がいくつもある言葉なのか、誤用が広まったのかはさておき、見ている側としてはどういった意味で使っているのかを考える必要があるでしょう。
そこで今回は「格安スマホ」という言葉について考えていきます。

格安で販売されているスマートフォン端末を指している場合

スマートフォンを携帯電話機として扱うためには、端末はもちろんデータ通信や音声通話を行うためのsimカードが必要になります。
一応wi-fi環境があればインターネットにつなげることもできますが、それはwi-fiが飛んでいる範囲内でしか利用できませんから、携帯電話としての役割は果たすことが出来ないでしょう。
格安スマホといった場合、まず考えられるのが、この端末だけを指していることです。

アップルストアでiPhoneを買ったとき、simカードはついておらず、端末だけを手に入れることが出来ますが、こういったときの話ですね。
iPhoneは「格安」ではありませんから、正確ではありませんが、ドコモなどで通話機能やデータ通信機能とセットで購入するようなものではないということですね。
端末だけのスマートフォンは、様々な会社から発売されていて、amazonなどのネット通販でも見ることが出来ます。

上はiPhoneのように高いものから、下は1万円以下の安いものまであり、この中で安いものを指して「格安スマホ」と呼んでいることが考えられます。
MVNOを利用するときには、simカードの月額+端末の値段がかかりますから、この部分を安くすれば、全体としての安さにつながるでしょう。

安いsimカードを挿入したスマートフォンを指している場合

格安simを入れたスマートフォンを「格安スマホ」と言っていることがあります。
そのため、キャリアの端末を「格安スマホにする」といった表現が使われていますね。
この時焦点を当てられるのは、格安simの方で、端末は何でも構いません。

iPhoneに格安simを入れても、格安スマホになります。
端末が関係ないため、格安スマホをこのように使っている場合には、端末の説明は殆どなく、いかに格安simのプランを安くするのかの話がなされます。
ホームページなどで調べてみると、プラン説明とキャリアの端末でも使えるようにとのことで、simロック解除などの話をしているところが多い印象です。

端末ではなく格安simを指している場合

最後に格安simの事を指して「格安スマホ」と称している人もいます。
格安simと格安スマホを混同してしまっているのか、初めからMVNOのプランの説明だけを行って、端末に対する言及はありません。
simカードとは、データ通信や音声通話、会社から見たら個人の特定に使われるICチップの事ですから、それだけでは何の役にも立たないでしょう。

ただし端末代金をすべて払っていれば、携帯料金になるのはデータ通信と音声通話など、simカードの領分になるため、お金的な見方をすれば「格安sim」=「格安スマホ」も間違いではないのでしょう。

調査する時はどの意味で使っているのかを考えるべし

格安simに乗り換えるときに、自分なりに様々なサイトを見て調べる人もいるでしょう。格安スマホに関して、どれが本当に正しいのかというのはよくわかりませんが、どのような使われ方をしているのかを考えてから読むようにしないと混乱してしまいます。
また、人に質問するときにも、自分が「格安スマホ」をどのような意味で使っているのかの説明をしないと、求めた回答が来ないこともあるでしょう。

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