VoLTEって聞くけど、結局どう変わるのか、変わって何がうれしいのかわからない人もいるのではないでしょうか。普段携帯を使っていて、不便を感じていなければ、なおさらかもしれません。
そこでここではVoLTEにどんなメリットがあるのかを見ていきます。

通話がより快適になる

そのための技術なのだから当然と言われてしまえばそれまでですが、通話が従来のものと比べて快適になります。
そもそもVoLTEとはLTE回線を利用して、音声通話を行う技術です。
規格ではなくて、技術ですから、頭の片隅にでも入れておいてください。

それまでは3G回線を利用して音声通話を行っていましたが、3Gは1世代前のものになり、LTEに比べると通信速度が遅くなります。
そのためVoLTEで、LTE回線を使うと、音声品質が向上しますし、通話中に発生する遅延が小さくなります。
簡単に言うと、よりリアルに近い状態で通話ができます。

それから、従来のように通話の時に3G回線に切り替わると、LTEの方は能率が悪くなってしまいます。
特にauの場合、3G回線利用中、つまり通話中にLTE回線が完全に途切れていました。
VoLTEでLTE回線を使って通話が出来れば、そういった不具合も発生しません。

これは小さなことになりますが、通話でLTEから3Gに切り替えていたら、その分バッテリーを消耗します。
ですが、VoLTEなら切り替えませんから、バッテリーの節約にもなるでしょう。

周波数を見るのが楽

スマートフォンの端末には対応周波数があり、その周波数以外は受信することが出来ません。
またLTEならLTE、3Gなら3Gで対応していないといけないのも、ネックです。
大雑把な話ですが、LTEにしか対応していない端末があった場合、音声通話(3G)を行うことが出来ません。

3Gは日本国内だけでも、規格が2つあり、その規格ごとに確認する必要がありました。
例えばドコモが利用している周波数は、LTEがband1,3,19,28などで、3Gは規格がW-CDMA(UMTS)bandがband1,6,19と言ったところです。
そのため、端末の対応周波数でLTEとW-CDMAのところを見る必要があります。

余談ですが、W-CDMAは日本表記、UMTSは国際表記というだけでそれ以外の違いはありません。
これがVoLTEだと、LTEだけを確認すればいいですから、その分楽だと言えます。
たまに勘違いされるのですが、前述通りVoLTEはLTEを使った技術で、LTEと別の規格ではありません。

ただし現状VoLTEに対応していても3G回線を全く使わないわけではありませんから、3Gの部分も見ておく必要はあります。
今後、LTEだけを確認すればいいようになるかもしれません。

VoLTEで通話ができるとき、できない時

どういうときにVoLTEで通話できるのか、どういうときに3Gでの通話になるのかというのを簡単にお話していきます。
まず前提として、自分がLTE回線内でVoLTEが使える状態の端末を使っていることにしてください。LTEのエリア外だと、圏外になるか3Gでの通話になります。

相手も同じ条件であれば、VoLTEで通話が可能です。
相手がVoLTEを使えない状態でも、自分だけはVoLTEで通話することが出来ます。
VoLTEを使って通話中、何らかの理由でLTE圏外に出てしまったときには、3G圏内であれば3G回線に切り替わり、そのまま通話をすることが出来ます。

3Gに切り替わりますから、当然VoLTEでの通話ではなくなります。
逆にLTE圏外から、LTE圏内に通話をしながらやってきても、VoLTEには切り替わらず、3G通話のままになるようです。

今後増えていくVoLTE対応機種

いまは対応しているもの、いないものと入り混じっていますが、今後対応している端末が増えて、VoLTEが主流になっていくということも充分に考えられます。
そうなったときに、困らないように、今のうちにある程度勉強しておいた方が良いかもしれませんね。

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